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【ほうれい線の予防とケア】美容鍼のメカニズムを鍼灸師が解説

ほうれい線と美容鍼アイキャッチ画像

ほうれい線は、顔の印象を大きく左右する要素のひとつです。「1cmの差で6歳老けて見える」1とも言われており、多くの方が気にするポイントではないでしょうか?

ほうれい線ができる原因は、加齢による肌のハリの低下や筋肉の衰え、生活習慣の影響などさまざまです。

そこで注目されているのが 「美容鍼」。鍼を使った施術で血流を促し、肌の土台にアプローチする美容法として関心が高まっています。

本記事では、ほうれい線の予防とケアに活用できる美容鍼のメカニズムについて詳しくご紹介します。

ほうれい線が気になり始めた方や、今からしっかりケアしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ほうれい線ができる5つの原因

自分のほうれい線を見るのがツラいです。
どうしてほうれい線はできるのでしょう?

すえ先生
すえ先生

ほうれい線の原因は5つあります。
わかりやすく簡単に解説していきますね。

コラーゲンやエラスチンの減少

肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンは、年齢とともに減少。これにより皮膚が弾力を失い、ほうれい線ができます。

加齢以外にも、紫外線によるダメージや生活習慣の乱れによってコラーゲンやエラスチンは減少します。

顔の筋肉(表情筋)の衰え

顔には多くの筋肉があり、これらの筋肉が支えることで肌のハリが保たれています。

加齢や表情のクセによって筋肉が衰えると、頬の皮膚が下がり、ほうれい線が目立ちます。

「皮下脂肪の減少」と「位置の変化」

皮下脂肪の役割は顔のふくらみやハリを保つことです。加齢や生活習慣の影響で減少や位置が変化すると、ほうれい線が深くなります。

年齢とともに深層の脂肪が減ることが、ウィスコンシン医科大学の研究で分かっています。

「骨密度の低下」による骨格の変化

加齢とともに骨が減少すると、顔の構造そのものが変化。皮膚や筋肉を支える土台が崩れるため、ほうれい線が目立ちます。

女性の顔の骨密度は、骨密度の急激な低下が起こる閉経前より減少していることが、中部大学の研究で分かっています。

間違ったスキンケア

摩擦や刺激によるダメージが続くと、肌のバリア機能が低下してほうれい線の原因になります。

優しいスキンケアが原則です。良かれと思って肌にダメージを与えないよう注意しましょう。

ほうれい線のさらに詳しい解説はこちらの記事でしてますので、ぜひご覧ください。

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美容鍼でほうれい線をケアするメカニズム

原因はわかりました。
でも、美容鍼でほうれい線をなくせるんですか?

すえ先生
すえ先生

なくすことはできませんが、
薄くすることはできます。

美容鍼は、皮膚の奥にある筋肉や細胞に直接アプローチすることで、自然なリフトアップを促します。

美容鍼でほうれい線が薄くなる可能性はありますが、美容鍼だけでほうれい線がなくなることはありません。

この前提をふまえた上で、美容鍼のメカニズムを解説していきますね。

血流を促進し、肌のターンオーバーをサポート

美容鍼を行うことで、肌の血流が良くなり、酸素や栄養が届きやすくなります。

ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が整いやすくなり、肌のハリを保つサポートが期待されます。

コラーゲン・エラスチンの生成

鍼の刺激が線維芽細胞(せんいがさいぼう)に働きかけることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促しやすくなります。

肌の弾力がサポートされ、ほうれい線が目立ちにくくなる可能性があります。

表情筋の活性化でリフトアップ

美容鍼は、頬や口元の筋肉をダイレクトに刺激するため、衰えた表情筋の働きをサポートし、フェイスラインの引き締めが期待できます。

口輪筋や頬骨筋にアプローチすることで、頬のたるみをケアし、ほうれい線が目立ちにくくなります。

むくみの軽減でフェイスラインをスッキリ

血流やリンパの流れが促進されることで、顔のむくみが軽減され、すっきりとしたフェイスラインをサポート。

むくみが取れることで、ほうれい線が一時的に薄く見えることがあります。

原因美容鍼で対応可能
コラーゲンやエラスチンの減少
顔の筋肉(表情筋)の衰え
「皮下脂肪の減少」と「位置の変化」×
「骨密度の低下」による骨格の変化×
間違ったスキンケア×

美容鍼の詳しい解説はこちらの記事でしてますので、ぜひご覧ください。

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鍼治療の実際の流れ

カウンセリングしている様子
  1. カウンセリング
    ・お顔についての悩みや健康状態をヒアリングする。
    ・ストレスや睡眠の質、生活習慣(食事や運動)も確認。
    ・お顔の筋肉や肌の状態を触診や観察する。
    ・一人ひとりに合った施術プランを提案。
  2. 鍼治療
    ・頭皮やお顔にあるツボに鍼をする。
    ・直径0.10mm〜0.2mmのとても細い針を使用するため、強い痛みをほとんど感じることなくリラックスできることが多い。
    ・針を刺したまま15~30分時間を置くことが一般的。
  3. セルフケアのアドバイス
    ・鍼治療後には、生活習慣や栄養、運動のアドバイスを行う。
    ・適切なスキンケア方法も提案。

美容鍼の施術頻度と効果の目安

美容鍼の写真

美容鍼の効果を感じるまでの期間は個人差がありますが、一般的には以下のような頻度が推奨されています。

  • 初めての方:2~3週間に1回を2か月程度
  • メンテナンス:3週間~1か月に1回を継続

一度の施術でも血流促進による肌の変化を感じる方もいますが、コラーゲンの生成や筋肉の引き締めには継続的な施術が重要です。

ほうれい線によく使うツボ

ツボの名前位置期待される効果
迎香(げいこう)小鼻の横、鼻唇溝(ほうれい線)上血流を促し、ほうれい線周辺の肌を健やかに整える
散笑(さんしょう)小鼻と口角の中央、ほうれい線上筋肉を活性化し、血流を促進することでほうれい線に役立つ
地倉(ちそう)口角の外側、鼻唇溝の延長線上口周りの筋肉を引き締め、口角の下がりを防ぐ
巨髎(こりょう)目尻の下、頬骨のやや下頬のたるみをケアし、肌のハリをサポートする
四白(しはく)瞳の中央からまっすぐ下がった頬骨の下血流を促進し、顔全体のリフトアップをサポート。
頬車(きょうしゃ)エラの角のやや前、歯を噛みしめたときに膨らむ部分フェイスラインを引き締め、たるみを軽減。

実際に美容鍼を受けた方が感じた変化

実際に美容鍼を受けた人のデータってあるんですか?

すえ先生
すえ先生

あります。
以下のように変化を感じたと答えています。

美容鍼を受けた方が感じた変化グラフ

美容鍼を受けた方が実際に感じた変化のご紹介です。

美容鍼灸に対する一般女性の認識と課題に関する調査研究という調査では、美容目的の鍼灸を実際に受けたことがある方が感じた変化として、以下のようになっています。

  • リフトアップ:62.5%
  • たるみ:54.2%
  • むくみ:54.2%
  • 小じわ(笑いシワなど):41.7%
  • 深いシワ(ほうれい線など):25%
  • クマ:25%
  • 小顔:25%
  • リラクゼーション:25%
  • 肌質:16.7%
  • 即効性:16.7%

対象者が24人と少ないですが、1つの参考になると思います。

リフトアップやたるみ、むくみの変化を感じる方が多かったということは、ほうれい線にも有効な可能性があります。

まとめ:ほうれい線が気になるなら美容鍼を試してみよう

ありがとうございます。
ほうれい線と美容鍼についてわかりました。

すえ先生
すえ先生

正しく理解して活用できると良いですね。

ほうれい線は、加齢や生活習慣の影響によって目立ちやすくなります。そのため、日々のスキンケアに加え、血流や筋肉にアプローチする方法を取り入れることが重要です。

美容鍼は、血流促進やコラーゲン生成、筋肉の引き締めなどをサポートする施術法として注目されています。

ほうれい線が気になる方は、美容鍼を選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?

より良い肌の状態を目指すには、適切な施術とともに、生活習慣の見直しやスキンケアの工夫も大切です。

日頃のケアを意識しながら、自分に合った方法を取り入れてみてください。

すえ先生
すえ先生

最後までご覧いただきありがとうございます。
本記事が少しでも皆さまの参考になると嬉しい限りです!

  1. ほうれい線が見た目年齢を左右する ↩︎
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