はじめに
健康や美容のために朝食を食べる人もいれば食べない人もいますよね。
結局、どちらが正解なのでしょうか?
様々な情報があるの中で最終的にどうするかは自分で決めるしかありませんが、質の高い情報の1つとして、2022年に名古屋大学から発表された研究結果をご紹介させていただきます!
2022年 名古屋大学の研究結果
2022年 名古屋大学の研究結果では、朝ごはんを「食べない」ことで以下のこと起こると解明されました。
- 体重増加
- 筋肉量の低下
- 脂肪増加
一言でいうと、「太って筋肉が減る」ということですね。
そのため、朝食を食べない習慣が続くと、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドローム、サルコペニアなどに繋がる可能性が高まるとのことです。
もちろん食べればなんでも良いという訳ではなく、なにを食べるかも大切です。
しかし、食べないことのリスクを知っておいて損はないと思います。
どんな朝食を食べるべきか
最も心がけるべきなのは「たんぱく質」の摂取です!
理想は、昔ながらの和食によって全ての栄養をバランスよく摂取できると良いのですが、なかなか難しいと思います。
そのため、最も大切なたんぱく質だけでも意識的に摂取する必要があります。
朝食でたんぱく質を摂取することで、筋肉量の維持・増加に有効である可能性があるという早稲田大学の研究結果があります。
ぜひ積極的に摂取していきましょう!
朝食は食べない方が良いという情報
朝食は食べないほうが良いという情報を発信している方もいますが、本当でしょうか?
よく出てくるのが以下の理由です。
一日三食は食べすぎだから朝食は必要ない。
最終的にどうするかは自分で決めるしかありません。
しかし、このような情報の質は低いと言わざる負えません。
完全に否定はできませんが、根拠となる明確な情報源が見当たらないからです。
「一日三食は食べすぎ」と言いますが…
飽食の時代と呼ばれる現代の日本人のカロリー摂取量は、飢餓の時代と呼ばれる戦後と同程度になっています。
・1946年(終戦直後):1903kcal
・2019年 :1903kcal
また、カロリーの問題だけでなく、「現代型栄養失調」もあると言われています。
🔻現代型栄養失調については以下の通り🔻
特徴
原因
症状
以上のようなことから、「一日三食が食べすぎ」というのは、理論上は考えにくいです。
まとめ
基本的に、朝食を食べないことよりも、食べるメリットが勝ります。
ぜひご自分で納得のいく答えを基に判断してみてください!